やまなしの国保 4月号
9/36

村に来てみて感じること、今後について一緒に運動を行い、楽しく活動一緒に運動を行い、楽しく活動一緒に運動を行い、楽しく活動小菅村全景写真小菅村全景写真小菅村全景写真筋力トレーニング教室で説明する私(保健師)筋力トレーニング教室で説明する私(保健師)筋力トレーニング教室で説明する私(保健師) 当初は女性の参加者が目立ち、男性の参加者は少なかったのですが、最近では、訪問時の声掛けなどの効果か、男性の参加者も徐々に定着してきました。また、参加メンバーが地域の方々に声掛けして、新しい参加者を連れてきてくださるなど、毎回、賑やかな雰囲気の中で実施しております。地域の人々の信頼関係や結びつきが徐々に深まり、そこから生じる波及効果が表れているのを感じます。 今後、さらにメンバーが健康に対する高い意識を持ち、筋トレ教室が定着し、地域ぐるみで協力し合い、地域の人々で作り上げていく事業にできるよう日々頑張っていきます。 訪問に関しては、個々のケースをみると、保健師の持っている知識だけでは課題を解決することが難しいことが多く、他の課の担当や保健所等で課題を共有し、ネットワークを作りながら、日々解決にむけて努力しています。 これらのノウハウを組み合わせ、筋トレ以外での介護予防事業などを企画運営することが今後の目標です。 さらに高齢者対策と同時に乳幼児や若い世帯への福祉も重要だと考えています。小菅村でも年々子どもの数が減っており、現状では残念ながら4月からの小学校入学者が1人と少子化も進んでいます。そのような中、村内で子育てしていこうと考える若い家族はとても貴重であり、保健師として手厚くサポートしていくことが課題です。現在は乳幼児訪問や発達相談の機会をつくるなどを行っています。今後はパパやママが安心して子育てできる環境づくりへの提言や、発育や環境についての悩み事を気軽にきける保健師になれるように頑張っていきたいと思っています。 11月より着任し、保健師業務も初めての中で、さまざまな業務や課題に直面しながら日々業務についております。気候が温暖な所から来ましたので、初めは環境の変化に慣れるまでが大変でした。戸惑うことが多かったのですが、歩けば村民の方々に声を掛けていただいたり、休日は家に呼んでいただいて料理を教えていただいたりと、何かと気にかけてもらっており、感謝の思いでいっぱいです。 まだ、4カ月目で日々模索しながらの毎日ではありますが、保健師の活動は、住民とのコミュニケーションや寄り添うことから始まり、色々な人がいるのを知り、そして人と接することを楽しむことが仕事だと常々感じております。 私は、保健師経験が浅く、未熟ではありますが、保健師としての知識やケースワーク能力を身に付けて邁進していきたいと思っております。これからもどうぞよろしくお願い致します。7

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です