やまなしの国保 4月号
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保健師ほけんし ふんとうき私の保健師業務について小菅村について新生児訪問新生児訪問新生児訪問小菅村役場 住民課保健師長谷川 泰子 (はせがわ やすこ) まずは、私が働いている小菅村について紹介します。小菅村は山梨県東北端の県境に位置し、北には丹波山村、西は甲州市、南は大月市と上野原市、東は東京都奥多摩町と接する県境の村です。村の総面積の約95%を森林が占め、居住地は標高600~700mの位置に8つの集落から構成されています。平成25年3月1日現在、65歳以上の人口が316人(41.2%)で高齢化がすすんでいます。しかし、高齢者であっても、自営業で旅館や民宿を経営したり、地域の役員、畑仕事に精を出すなど、いつまでも現役でいる方も多い地域です。 村外との交流も積極的で、多摩川源流大学の開校を機に学生の受け入れを通年で行ったり、毎年5月4日には多摩源流まつりを村民が一丸となり実施しています。また、各集落でも毎年お祭りを実施するなど、村民や観光客との交流が盛んに行われています。 多摩源流小菅の湯という日帰り温泉施設や渓流釣りなどへ多くの観光客が訪れていますが、4月には森の木々を渡り歩き、空中散歩に挑戦できるフランス生まれの本格的アウトドアパーク「フォレストアドベンチャー・こすげ」(http://www.vill.kosuge.yamanashi.jp/tourism/news/2013/03/post-28.php)がオープンするなど、ますます活気ある村づくりを進めております。山梨県内の皆さんもぜひ遊びに来てください。 私は、去年の11月から小菅村で保健師として働き始めました。出身は鹿児島県で小菅村のことが全く分からない状態からのスタートでした。 保健師は村内に今まで一人でしたが、4月以降は2名体制になり、課内の職員から手助けをしてもらいながら日々さまざまな業務をこなしております。 現在力を入れている活動のひとつに、筋力トレーニング教室があります。教室では、筋力の維持・増進はもちろんのことですが、男性のひきこもり防止も目的としています。地域の交流・信頼が深まり、      広がる保健活動6

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